「この症状なおりますか?」

初めてお問い合わせをくださる方や、施術前に
カウンセリングをしているときに、よくこう
聞かれます。

「この症状、治りますか?」

それは当然の質問だと思います。
痛みや不調で苦しんでいる方にとって、
「今のつらさから解放されるのか」
「ここに通えば良くなるのか」
知りたくなるのは、ごく自然なことです。


でも、その問いに“安易にイエス”とは
言えません。

私の施術では、例えば強い刺激で押したり、関節をバキッと
鳴らして動きをつけたり、というアプローチは行っていません。

「刺激を加えて症状を取る」のではなく、
“カラダそのものが持っているリズム”にそっと寄り添い
ながら、本来の働きを取り戻すお手伝いをしています。

つまり、“治してあげる”というより、“治る力を引き出す
サポート”をしているのです。


◆ カラダは、誰のものか?

私たちの身体は、日々の生活、感情、姿勢、食べ物、
そして過去の出来事など…
さまざまな影響を受けて今の状態をつくっています。

不調や症状というのは「身体が教えてくれているサイン」
です。単に“どこが悪い”ではなく、
「今のままの生き方ではちょっと無理があるよ」と
伝えてくれているのかもしれません。

だからこそ、
“何かを変えたい”と思ったその瞬間から、変化の扉が
開き始めます。


私ができること。あなたができること。

私が提供しているのは、お客様の今のカラダの状態を
把握し、カラダが必要とする情報を読み取り、手技を
組み合わせて自律神経を整え、自己回復力を高める
土台をつくる施術です。

一方で、お客様にお願いしたいのは、

  • ご自身のカラダに興味を持っていただくこと
  • 生活習慣や思考のクセを少しずつ見直してみること
  • 「治してもらう」ではなく「一緒に変わる」を
     意識してもらうこと

その症状が“治る”かどうかは、正直
わかりません。

でも、

  • 「どうせ無理だ」とあきらめている身体が、ふと
     力を抜いて眠れるようになる
  • 「いつも気になっていた不調」が、ある日ふっと
     忘れていることに気づく
  • 「あの不安」が、なぜか軽くなっている

そんな変化が、静かに、でも確かに訪れることはあります。


症状が治るかどうか、それは未来のことです。
ですが、あなたの身体は今も、“治ろうとする力”を
あきらめていません。

私は、その力にそっと寄り添い、信じて支える役目をして
います。だからこそ、単なる“治療”ではなく、
「本来のあなたに戻る」ことを、一緒に目指していけたら
と思っています。


今日の一歩

・ちょっと深呼吸をしてみましょう
・「私の身体、今日もがんばってるなぁ」と、少しだけ
 感じてみましょう


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