荷物を持ち歩く際、バッグやカバンの持ち方のクセで肩こりになります。
・ショルダーバッグ
・手提げかばん
・ハンドバッグ
・肩掛けカバン
・リュック
肩にかけて使う場合は、かけた方を引き上げた状態で姿勢をキープしがちですので、かけた方の筋肉がエネルギーを使い続け疲れやすくなります。
この時、カバンの紐を前で握る状態が続けば、肘から先と手首、指にも負担がかかります。
女性に多い、肘を曲げて肘付近で下げる持ち方。
肘を曲げることで二の腕、前腕共に緊張状態が続きます。片側だけで極端に持つ時間が長くなると左右の腕の太さが異なってしまいます。
手提げで持つ状態。
指、手首に緊張が続き、前腕のエネルギーを使い続けます。
斜め掛け。
カラダで支える為、腕への負担はありませんが、片側の肩に重さがかかり続けることで、ひものかかった部分に圧がかかり続け、圧迫部分の緊張が高まります。
手で持つ姿勢も当然肩にダメージが波及します。
どのパターンも負荷がかかり続けることがダメージとなりますので、適度に持ち替えることで疲労を緩和することができます。
手首や肘、胸など曲げて縮めた状態が続くときは、逆に伸ばしてストレッチすることでも疲労を緩和することができます。
荷物の下げ方からくる肩こりには前腕や指の動きを刺激して首が動くかどうかのチェックも行います。
上半身と下半身のバランスも見ますので、太もも→股関節→指→前腕→肩周辺→首といった形で筋膜調整を行っていきます。