ゴッドハンドにあこがれて
「私、失敗しないので」
ドラマ『ドクターX』の大門未知子さんの決め台詞。

各業界には、いわゆる“超一流”と呼ばれる方が存在
します。
療術業界にも、数秒の施術で劇的な変化を出したり、
医師が治療を諦めた難病を改善させたりする先生方が
いらっしゃいます。
整体師になった当初の私は、
「自分もそんな存在になりたい」
そう強く思っていました。
目の前の患者さんを、1回で劇的に改善させたい。
その想いから、さまざまな技術を学び、勉強会にも
足を運び続けました。
確かに技術力は高まっていきました。
しかし現実には、
1回で思うような結果が出ないケースもあります。
そのたびに
「自分はまだ足りない」
「期待に応えられていない」
と、自分を責めるようになりました。
次第に
施術そのものが怖くなり、自信を失っていった
のです。
今振り返ると、
・1回で完璧に仕上げなければいけないという欲
・結果が出なければ患者さんは離れてしまうと
いう恐れ
・十分な経験も積んでいないのに、理想だけが
先走っていた傲慢さ
これらが、自分自身を追い込んでいたのだと
思います。
経験豊富な先生方に相談する中で、
「結果を出そうとしすぎて、患者さんを見てい
なかった」
ということに気づかされました。
そこから施術に対する考え方を大きく変えました。
私が100%仕上げるのではなく、
「小さな変化をつくり、回復力が働く土台を
整える」
ことを大切にするようになったのです。
・主訴に対して何が変わったのか
・実は別の場所がより悲鳴を上げていなかったか
・回復力は本来誰にでも備わっていること
・そのスイッチを施術で入れたこと
これらを丁寧に共有するようになりました。
さらに
思考のクセ、動作の偏り、食事の傾向など
日常で無理なく取り組めることを一緒に確認し、
「治してもらう」のではなく
「変えてみる」ためのきっかけとして受け取って
いただく。
その上で次の施術につなげています。
ゴッドハンドと呼ばれる方々には、特別な世界が
あります。
ですが私は、私にできる形で、
目の前の患者さんが
安心し、納得し、前向きに回復へ向かえる施術を
行い、より良い未来の健康を下支えしていきたいと
思っています。
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